どうも!こむぎです!

柔らかホロっと崩れる焼豚が好きや!
ラーメンによく使われている、綺麗に巻かれた箸でもほろっと崩せるような柔らかい焼豚ありますよね。最近はピンクのレア焼豚に人気は押され気味ですが、脂たっぷりジューシーなこってり焼豚はパンチがありますしラーメンくったなーという満足感がたまらないですよね。
今日は、そんなほろほろ系の柔らかトロトロの焼豚の作り方を解説します。
材料
・豚バラ肉 ブロック 700g
【タレ】
・濃口醤油 100cc
・酒 100cc
・みりん 100cc
・ザラメ糖 20g
・しょうが すりおろし少々(チューブでもOK)
・にんにく 1片(包丁の腹で潰す)
手順
1. 豚肉を成形する
豚肉をタコ糸で巻いて成形します。これは700gのバラブロックですが、これをこのまま巻くとちょっと太すぎます。ので
このように半分に切って
うーん。こんな感じかなーと手で形を作ってから
たこ糸でしっかりと縛っていきます。縛り方は素人なので適当ですが…
とにかく綺麗に筒状になるように、しっかりと巻くことが重要です。たこ糸は100均で買えます。
2. フライパンで焼き色をつける
一度フライパンで焼き色をつけていきます。これは焼豚は外側がカリッとしてるほうが香ばしくて食感も良いことと、一度肉の形を固めてしまい、あとで茹でる時も旨味を閉じ込める意図があります。豚バラ肉は焼いていくとものすごい量の油がでるので、フライパンに油を引く必要はありません。
焼いていくとこんな感じで自分の油で揚げ焼き状態に
うまそーやなーというぐらいに焼き色をつけます。あまりやりすぎるとタコ糸が焼き切れるので、ほどほどで止めておくこともポイントです。
3. 圧力鍋を使って茹であげる
圧力鍋に水をはり、沸騰したら豚肉を入れます。圧力鍋を使うのは本当に単なる時短です。無い場合は、普通に鍋を使ってください。
・圧力鍋の場合は加圧40分→圧が抜けるまで放置
※普通の鍋で茹でる場合は2時間茹で続ける
豚ばら肉はしっかり時間をかけて茹でないと、脂身が柔らかくなりません。逆に赤身は茹でればゆでるほど、硬く、ボソボソになっていきます。なので今回のように脂身を外側にして、しっかり巻いてやることにより、脂身はトロトロ、中はジューシーな焼豚を作ることができます。
茹で上がった豚肉はぷるんぷるんになってます。
4. タレを使って、10分煮込む
上記の茹でが終わったら、鍋から出して、別の鍋で上記材料を鍋に入れて作ったタレと絡めながら10分ほど煮込みます。これは味を染み込ませるというより、照りや色をつけることが目的。ほどほどで大丈夫です。
5. ジップロックに材料全て入れて、冷蔵庫へ
粗熱が取れたら、ジップロックに全部入れて、冷蔵庫で一回冷やします。バラ焼豚は出来上がった直後はめちゃくちゃ柔らかいので、すぐには切ることができません。(切ろうとしても崩壊します)必ず一度冷やして、味を染み込ませることと、形をしっかり定着させることが必要です。
※食材に味を染み込ませるには、長時間煮込むことより、熱々の状態から味に漬け込み、一度冷やしながら調味料を吸収させる方が効率的です。肉じゃがでもおでんも理屈は同じです。
6. 完成!
一晩ほど漬け込んだら完成です。成型用の紐はもうはずして大丈夫。
そのまま厚めに切って、家系ラーメンや、中華そばに使うもよし。
ここからさらにバーナーで表面を炙れば、香ばしさがUPし、ビジュアル的にもええ感じになります。
うひょー!たまらんなー!!
手間はまあ、かかる料理ではありますが自分で作った焼豚はとても美味しいです。
興味があれば是非試してみてください。
俺が作りたい焼豚はこれじゃない!ピンクのやつだ!という方は以下がおススメ。
ではでは!