【初心者】秋は堤防から大物が釣れる!初心者こそ武庫川一文字をオススメする理由【関西の釣り】

どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作していますが、
釣りも大好きです!

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武庫川一文字の朝日は美しい…

40cm以上のでかい魚を釣りたいけど「釣り方がわからない」そこのあなた!サビキでアジやイワシなどの小物釣りに飽きて「大物釣りにステップアップしたい」そこのあなた!もし関西近郊に住んでいるなら兵庫県の武庫川一文字に行ってみませんか?

今回は僕が大好きな関西有数の釣りスポット。武庫川一文字のことを紹介したいと思います。それでは行ってみましょう!

目次

武庫川一文字とは

武庫川一文字は船で渡ることができる沖堤防です。陸から1キロほど離れた沖合にうかぶ全長4kmにおよぶ長い堤防で、ここまで巨大な「釣りができる沖堤防」は、全国的にも珍しいと思います。ちなみに僕も釣りを始めるまでその存在自体全く知りませんでした。

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尼崎市と西宮市の沖合に浮かぶ巨大な堤防。それが武庫川一文字だ!
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武庫川一文字へは渡船で渡る

・え!?船に乗って行くの?ちょっと敷居が高い…

・陸から離れた場所で釣るなんて不安

・釣り上級者しかいなくて、初心者が入る隙間なんかないんちゃうの?

そう思った方もいるかもしれません。確かにインターネットで「初心者」「関西」「釣り場」で検索しても武庫川一文字は出てこないでしょう。ただ僕自身、釣りを始めた1年目に初めて武庫川一文字に行き、その圧倒的ポテンシャルと「大物が釣れる喜び」を知り、釣りにハマるきっかけになった場所です。同じ体験をしてもらって、もっともっと釣りを好きになってもらいたい。ということで僕が考える初心者の皆さんにこそ武庫川一文字をオススメする理由を説明していこうと思います。

オススメの理由1:でかい魚が釣れる

武庫川一文字は釣り好きの人には非常に有名な釣り場です。その理由の一番大きなポイントはなんといっても「でかい魚が釣れる」ことなんじゃないでしょうか?

ブリが釣れる

武庫川一文字では夏の終わりから晩秋にかけてブリが釣れます。ちなみにブリは出世魚でサイズによって名前が変わるのですが、80cm以上の大きさが無いとブリと呼ぶことはできません。

武庫川一文字はハマチではなく、冗談抜きにブリが釣れます。下手すりゃ10kgくらいある巨大な魚です。ブリって船で釣るものなんじゃないのか?冬の荒波の中をかき分けてようやく獲れる魚なのではないのか?そんな美味しい巨大な魚が堤防から釣れてしまう。それが武庫川一文字なんです。

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写真は僕の自己最高サイズの50cmのハマチ。今年こそブリを…!

偉そうなことを書きましたが、僕は武庫川一文字でブリを釣ったことは一度もありません。(3シーズン連続の敗北)いつか釣ってやろう。今日こそは釣れるのではないか?そんなことを夢見ながらいつも武庫川一文字に向かっています。武庫川一文字はそんな夢のある釣り場なのです。

タチウオが釣れる

大阪湾では秋の一番人気といっても過言ではないタチウオ。タチウオも大きいものだと1mを超える巨大な魚です。なにを隠そう武庫川一文字は「タチウオの聖地」と呼ばれる全国的にもタチウオが爆釣できる釣り場として非常に有名です。これはとある年の武庫川一文字の釣果情報ですが…

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漁!?

というぐらいタチウオが釣れちゃうことがあります。もちろんここまでの爆釣となるとタチウオの活性がたまたま良い日であることや、数を釣るための技術も必要です。…とはいえ結構な高確率でタチウオを釣ることが出来る釣り場であることは断言できます。ブリを釣るのに比べれば可能性は高いので、タチウオは是非狙ってみて欲しいです。

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当たれば初心者でも爆釣も全然ある

オススメの理由2:豊富な釣果情報

初心者が釣果を上げるのに一番重要なこと。それは「魚を釣るには、魚がいる場所に行かなければならない」ということです。例えばショアジギングをはじめた人は最初全然釣れなくて悩むと思うんですが、それはテクニックが足りないのではなく「そもそも魚がいる場所に行ってない」というのが大きな理由だと思います。

武庫川一文字の渡船屋である武庫川渡船では毎日詳細な釣果情報をホームページアップしてくれます。それはすなわち「ここ最近実際問題魚がいるのか」ということを明確に示してくれているということです。その情報量はカンパリやフィッシングマックスの釣果情報の比ではありません。

貴重な休日を潰すからには、魚がいる日に出かけるに越したことはありません。釣れそうな日に狙って釣りに出かけることができる。これが武庫川一文字をオススメする2つめの大きな理由です。

オススメの理由3:一定のスペースでゆったりと釣りができる

秋の大阪湾の釣り場の混み具合は異常です。兵庫突堤やポートアイランド北公園など有名な場所も釣り禁止になり、南芦屋浜ベランダも台風被害により立ち入り禁止になるなど、釣り場は減っているにも関わらず、コロナ渦による釣り人の増加により、釣り場における需要と供給のバランスが破綻しています。

そのため釣り場に行っても両隣と1mも空いてない状態で肩身の狭い思いをしながら釣りを行うことになります。とにかく人がたくさんいてギュウギュウで釣りをするため、場所取りや、しかけがからむトラブルで喧嘩まで起こる始末。地獄です。最初は我慢して行ってましたが、もはや僕は街中の有名釣りスポットには全く行かなくなりました。

その点武庫川一文字は違います。一度渡船で沖堤防にわたってしまえば、定員が決まっているため、規定人数を超えると送り便がストップ。一定以上の混雑は起こりません。また釣り座に関しても、「釣り人1人につき、はしご1つ」という暗黙のルールがあるため、左右5m以上のスペースは必ず確保されます。イライラせずにゆったり釣りができるって素晴らしいですよね。

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沖向きは大物狙い。1人につきはしご1つ。ゆったり釣りができる。
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実は内向きも使える。サビキでアジ。落とし込みでチヌ狙いなどこちらも多彩な釣りが可能。

オススメの理由4:一日中釣りに没頭できる

武庫川渡船の渡船料は、おとな2400円です。これは朝5時に渡ろうが、15時に渡ろうが同じ料金です。武庫川一文字を利用するならなるべく長く堤防にいるのがお得。特に秋のハイシーズンに関しては、朝はブリなど青物を狙い、夕方から夜はタチウオが狙えるなど、1日を通していろんな魚種を狙うことができます。秋晴れの気持ち良い気候の中、青空と波の音に囲まれながら、ゆったり一日中釣りを楽しめる。僕は武庫川一文字に行くときは1日をいかに効率的に楽しむかのスケジュールを組んで出かけます。こんな贅沢な場所なかなかありません。

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遠くに臨む西宮の街。晴れの日は本当に気持ち良い。

とはいえ初心者の皆さんに気にして欲しいこと

どうでしょう?武庫川一文字の魅力がちょっとは伝わったでしょうか?僕としは釣り初心者こそ是非行って欲しいと思うのですが、それでもちょっとだけ気にして欲しいなと思うことを上げておきます。

まっすぐ投げられるようになっておく

武庫川一文字は自分のスペースがハシゴで固定されますので、一度確保したスペースを気軽に移動することはできません。それもあり両隣がどういう人かで1日の釣りの快適具合が変わってきます。隣同士気持ちよく釣りをするためにも、「まっすぐ投げること。」は必須です。

朝まずめのチャンスタイムに、仕掛けが絡んでで釣りが中断したらお互い嫌ですよね。少し練習すればだれでもまっすぐ投げられるようになります。武庫川一文字に行く前に少なくともまっすぐに投げることだけはマスターしておいて欲しいと思います。

ライフジャケットを着る

釣りをはじめたばかりの場合ライフジャケットを持ってない人も多いと思います。ちなみに武庫川一文字では船着場でライフジャケットを無料で借りることができるのでこの点は安心です。ただこれを実際釣りをする際に着ない人が非常に多いです。武庫川一文字では万が一落水した場合、ライフジャケットが無いと本当に死ぬ可能性があります。特に外向きの場合は海面まで5m近くありますので、一度落ちると自力で上がってくることは絶対に不可能です。船の助けが来るまで浮いておく必要がありますので、暑いとか邪魔だとか思うかもしれませんが、一度堤防にあがったら釣りの最中も、休憩中も必ずライフジャケットを着用してください

武庫川一文字オススメの釣り

上記を抑えたら、早速武庫川一文字にでかけましょう。秋の武庫川一文字でオススメの釣りは以下。興味が湧いたものから始めてみるといいと思います!

ショアジギング

メタルジグという鉄でできたルアーをロッドで動かして、魚をつる釣法。最近流行している釣りだと思います。時間帯は朝一番。ブリやサワラなど小魚を食べるフィッシュイーターをねらうので、かかると大物が多いのが特徴です。とはいえ武庫川一文字ではメタルジグだけでなく、フローティングミノーやメタルバイブなど投げて巻くだけで操作できる他のルアーを使うことも有効。詳しくはまた別の記事で紹介しようと思います。

泳がせ釣り

別名飲ませ釣り。生きたアジなどを針につけて、それを餌にして大型魚を狙う釣りです。ルアーなど偽物の餌ではなく、本物の生きた魚を餌にする武庫川一文字では非常に実績の高い釣り方です。投げて待ってるだけなのでルアーよりもゆったりと釣りができます。時間帯は午前中いっぱい。天気の良い日に、ぷかぷか浮いたウキを眺めながら、ぼーっと釣りをするのは贅沢な休日の過ごし方と言えるでしょう。詳しくは別の記事で紹介したいと思います。

タチウオの引き釣り

タチウオの活性が高い夕方から夜にかけて、圧倒的に楽しいのがこの引き釣りです。時間帯は夕方から夜。タチウオを何十匹も釣り上げる名人はこの釣りを行なっています。テンヤと呼ばれる重りがついた針に、ドジョウやキビナゴを取り付け、投げて巻いてくる釣り。エサ釣りとルアー釣りの中間のような釣りで、タチウオのあたりがあったらすかさず合わせて、タチウオを引っ掛けて釣る反射神経の釣りでもあります。初心者でも運が良ければ1回の釣行で10匹以上のタチウオが釣れることも!?こちらも別の記事で詳しく紹介したいと思っています。

意外とサビキ釣りが熱い!?

武庫川一文字では魚の回遊次第なところもあるのですが、妙にでかいアジ。妙にでかいサバがサビキで釣れることがあります。こればっかりは運ではあるのですが、釣果情報に「でかアジ。でかサバ回遊してます!」という情報がある場合は、サビキが激アツのときがあるので、ちょっと気にしておくと良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?正直まだまだ語り足りないのですが今日のところは以上です

●初めての武庫川一文字徹底攻略(アクセスから船の乗り方まで解説)

●武庫川一文字でのショアジギング徹底解説

●武庫川一文字でのタチウオ引きづり徹底解説

などなどしばらく武庫川一文字の紹介に力を入れていこうと思っています。興味の湧いた方は注目してもらえると嬉しいです。

お盆も終わり、もうすぐ秋のハイシーズンですね!今から楽しみでワクワクしますが、このワクワクをなるべく多くの釣り初心者の皆さんに伝えられるように、頑張って執筆しようと思っています。

ではまた!

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