今年の武庫川一文字はイマイチだった。。。
2020年の秋。
僕のホームグラウンドである武庫川一文字は
青物もタチウオ も正直イマイチだったと思う。
ただなんか青物が釣れる時期が伸びている気がする。
例年だと11月末などほぼ終わってる時期だと思うのだが
釣果情報をみていると
うーん。….
これは一応釣れてるのか?
気になるのは、釣果が1匹だけの人ばかりな点である。
何百人いて、たまたま1匹連れた人がこの程度しかいないと考えると
どうなんでしょうか。。。
でも青物釣りたいな。
できればブリ・サワラ。
あの強い引き。釣った後の料理の楽しみ。
やっぱりでかい魚っていいですよね。
多分釣れないんだろうな
詐欺だとはわかってるんですが…
騙されたと思っていっちょいったるわ!
2020年12月某日
ということで有給を取り
12月頭。天候晴れ。中潮。
武庫川一文字。2020年。最後の青物勝負に行ってきました。
もう結構空いてきてるとツイッターでも読んだので
現地に着いたのは5時前。
最盛期に5時にいったら下手したらすでに入場制限がかかって
渡れないぐらい混雑する武庫川一文字だが。
ほんとにめっちゃ空いてる。ガラガラ。
平日とはいえ、これは…
全然釣れてないということなのでは…
まあ、寒くなると釣り人は一気に少なくなるので
そのせいかもしれない。
急げば5時の便に乗れると思い
さっさと準備して受付に行くと
次の便は5:30とのこと。ガーン!
仕方なく5:30まで待つ。
結局同乗した人は10人程度だった。
6時前に武庫川一文字上陸。
いつも通り4番で降りた。
上陸してもやっぱり空いていて
今日ははしごを一つずつ空けて
1人につき2本使えるようだ。
武庫川一文字はどんだけ混んでても
はじご1つに1人ずつという暗黙のルールがあるので
そこそこ快適に釣りができるが
2本だとより広々とやれるのでこれは嬉しい。
6時でもまだ真っ暗で
周りの人は、黙々と暗闇の海に向かってルアーを投げている。
6:15 釣り開始
太刀魚でもつれないかなーと
ゼブラグローのメタルジグを装着し
僕も、さっそく投げ始めた。
だんだん空が明るくなってきた。
30分程度やってみたが、アタリもゼロ。
周囲もだれも何も釣れていない。
うーん。。。。
今日は泳がせ釣りをやるつもりなので
とりあえずエサの確保をせねば。
ルアーはいったんやめて
内側でサビキ釣りを初めてみた。
7時前になって、朝マズメタイムだ。
よし!コイコイ!
シーン。。
何も起こらない。
イワシすら釣れない。
えええ。。。嘘でしょ。。。
すると外向きに投げていた右隣の人にヒット。
く。。。むむ。。。
とか言ってる。
「すみませーん!誰かタモお願いしまーす!」
というので、よし俺がと思ってタモを取りに行こうとしたら
さらに右側の夫婦で釣りに来ていたお兄さんに先を越された。
まあ、別にいいんですけど。
40cmくらいのハマチでした。
とりあえず見に言って「おー。すげー。おめでとうございます。」と声をかけ
「で、棚はどのあたりでした?」
とはずがしげもなく聞いてみたら、中層とのこと。
ヒットルアーは赤金のジグでした。
ふむふむ。と思っていると
左隣のおっちゃんが、ヒット。
こちらも40cmほどのサゴシを釣ってました。
ヒットルアーはバイブレーション。
地合いか?!
こりゃサビキなんかやってる場合じゃないわい
と思い、外向きのルアーを再開。
ジグはもっているが、赤金はないし
とりあえずピンクのバイブレーションを投げまくる。
ビックバッカーにそっくりのパチモン中華ルアーだが
去年は結構これで青物を釣った実績もあり
僕の中ではエースルアーである。
時刻は8時。何も釣れない。
右の兄さんはデカ目のサバを追加し、
左のおっちゃんも、サゴシを追加。
さらにタモを貸していた夫婦にもハマチが釣れていた。
ふ。。。
俺には何もなしか。。。
これが武庫川一文字の青物ゲームだ。
こんな日もある。
がんばれ俺。
まだ8時やないか。
すると、渡船が4番に到着。
はーい。
アジ持ってきましたー。
でかいの限定ですけど
アジあるよー。
つぎ11時までこないよー。
とアナウンス。
よっしゃ!
次は泳がせ釣りだ!
バケツをもってダッシュ。
とりあえず4匹買いますと伝えると
はい1200円。とのこと。
え?
高くないか?1匹300円かいな。
普段1匹150円じゃなかったっけ?
大きいと高いの?
するとこのアジがマジでデカイ。
25cmくらいある。
水汲みバケツに入れると
もう尻尾もはみ出していて
ブクブクはもってきたが、これ生かしておくの無理じゃね?というレベル。
ちょ。。。これで釣れます?
と聞いてしまったが
「ブリはでかいから大丈夫」
とのこと。
あ。。。そすか。。。
やっぱ要りませんとは言えず
ブリ釣れるならいいかーと言い聞かせて
とりあえず4匹持って帰る。
やばい。このままではアジが死んでしまう。
とりあえず1匹急いでおよがせの仕掛けにつけて
外側に投げ込む。
今回はハシゴが2本あるので
一本は泳がせ用としてつかうことにし
ハシゴに竿をセットした。
いつもは浮き仕掛けにするのだが
竿を二本出すので泳がせにはあまりかまえない。
周囲との迷惑も考えてエレベーター仕掛けにしておいた。
流れにくいので。
そうこうしているうちに9:00
地合いも終わり、周囲も釣れなくなってきた。
すごい遠くの方で
泳がせ仕掛けにメジロがかかっていた。
いーなー。
だがそれを最後に
自分も周囲も全く何も釣れない時間に突入した。
10:00を過ぎたあたりから
ぼちぼちと人が帰っていく。
12:00
両隣さんと、タモの夫婦も撤収。
周囲10本以上のはしごが
僕の貸切になった。
だが何も釣れない。
昼飯を食べながら考える。
帰るか?
いや、諦めたらそこで試合終了だ。
朝はダメだったが夕まずめがあるではないか。
会社休んでまで来たのだ。
がんばれ俺。
夕方から風が強くなる予報で
本日は最終便は17:00
とりあえず最後まで諦めず
投げて、泳がせてがんばろうと決意した。
ちなみにアジは順番に海で泳がせ
1時間に1匹ペースで順調に死んでいき、
このころには残り1匹になっていました。
死んだアジはもったいないので
もちろん持って帰ります。
ただ、やはりアジは強い。
狭いバケツでも死なずにみんな泳がせるところまで
いくのだから大したものだと思いました。
夕まずめに駆けろ!
13:00~15:00まで
いったん仮眠。
朝は寒かったが、昼間は15度程度まで気温は上がり
かろうじて昼寝できるレベルでした。
15:00から活動を再開。
よっしゃ!やったる。
周囲をみるとまじでほとんど人がいない。
尋常じゃない居残り感…
最後のアジを投げ込んだのち
LSJ用のソルパラにゼブラパープルのメタルジグをセット。
とにかく底付近をしゃくりまくる作戦です。
シャクシャクシャクシャクシャクシャク。
ワンピッチジャークで8回しゃくり
5秒フォールを繰り返します。
ぐぐ!
じーーーーーー。(ドラグが出る音)
なんか喰ったぞ!
よっしゃーーー!!
まわりに人もいないので
ひとりではしゃぎます。
そこそこ重いけど。。。
なんだこれ?
引きも弱いし、青物ではない??
たぶんタチウオ 。
よしよし!
と思いながら、慎重にやりとりしリールを巻いていく
魚影はまだか???
とおもっていたら
すーーーー。。。
と急に軽くなった。。。
ん!??
こ。。。これは。。。
ゼブラグローのジグパラが申し訳なさそうに
1人で帰ってきました。
うぎい!!
まじか!!
バレてモータ!!
いや。。いやいや。落ち着こう。
でもとりあえず魚いるってことやん!?
ていうかタチウオ や!
とここで、急に青物ではなくタチウオ を釣るモードに思考がチェンジ。
一応もってきたキビナゴを使って
太刀魚の引き釣りを始めてしまいました。
そして
16:45
タイムオーバー。
あのあとアタリもなにも
全くなかった。
ぐあー。。。ジグを投げ続けるべきだったのか???
本日の釣果。
zero
久々にやってまいました。。。。
はー。。
まあ。しょうがない。
心のどこかでこの結果はわかっていた気がする。
それよりもちゃんと最終便まで頑張った自分を褒めよう。
帰宅して
やけくそで泳がせようのアジ3匹(1匹は逃げた)
を刺身にしました。
普通にうまかった。新鮮なアジやはり美味い。
これがたくさん釣れるだけでも結構嬉しいよなと思いました。
終わり。