【山形県・ラーメン金子風】鰤のアラを使った二郎系ラーメンの作り方【インスパイア】

どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作しています!

当ブログはラーメン自作ブログですが、密かに釣りのブログでもあります。(釣りに関しては全然更新してませんが…)先日京丹後にオフショアジギングに行ってきて、たくさんメジロ(ブリの少し小さいもの)が釣れたんですよね。

ただこれ小さいと言っても70cm以上の大型魚。食べるのが大変で…。ご近所さんに配りまくり、自宅でも1匹なんとか食べたのですが、最後に立派なアラが残ってしまいました。

重量にして軽く2kgのアラ

脂がこってりとのってればぶり大根などにすれば美味しいのですが、天然のブリは非常にあっさりしてます。どうしたものか。。。やっぱりラーメンですよね。

ただ鮮魚系のラーメンは過去にも結構やっており、いつも通り作っても面白くない。そこで、山形県で人気の「ラーメン金子」が出している、鮮魚系スープなのにG系(二郎系)のラーメンを真似して作ってみました。(ま、本家は鯛のアラと、はまぐりで出汁を取っているようですが)

鮮魚系のスープで二郎系ってどういうこと?
・ニンニクや背脂がほんとに合うのか?


と半信半疑でしたが、実際作ってみたところメチャクチャ美味しかったのでレシピを紹介します。

Let’s 家二郎!

ご注意

この記事で紹介しているレシピは、お家のキッチンで出来るレベルの調理で「ラーメン金子っぽいもの」を作ったレシピです。実際のお店は絶対もっと美味しいので、近くに住んでる人はぜひ「ラーメン金子」に行ってみてね!
(管理人は京都在住なので食べたことはありません。Youtubeで情報収集してレシピを組み立てました。)
https://maps.app.goo.gl/kPJxmuWiexsgaEvx9

目次

スープの準備

スープはブリのアラと、貝の出汁をあわせたものを用意します。はまぐりがなかったので、しじみを申し訳程度使いました。

材料(約5人前)

・ブリのアラ 2kg
・しじみ 130g
・水 3リットル

1. ブリのアラを炙る

アラ自体かなり大きいので、オーブンの天板に並べます。余熱ありで300度まで加熱したオーブンにて30分加熱します。

焼き上がりました。臭みのあるドリップが出ていっているのがわかります。

2. 90分弱火で煮込む

材料を鍋に全て入れて、点火。弱火で90分煮込み、魚や貝の旨味をスープにしっかり出します。またアラ自体を骨まで柔らかく煮込みます。

脂が浮いてきた

3. 仕上げにしっかりと煮込む

仕上げに火力をあげて、しっかり沸騰させます。さらに木ベラなどで、魚を粉砕します。スープが白く濁り、とろみがでるまで30分煮込みましょう。

4. 濾しとったら完成!

ザルで一度スープを越します。

さらに目の細かいザルで濾したら完成です。出来高は2000cc。魚の旨味がふんだんに溶けたスープができました!

魚でも白湯スープは出来ます。

麺の準備

二郎系の麺といえばオーション100%の低加水極太麺です。当ブログでは自家製麺をオススメしています。本格的な二郎を求める好奇心旺盛な方は是非作ってみてください。ラーメン金子ではさらに全粒粉を入れているようなので、真似して入れてみます。作り方は以下を参考にしてください。

今回は加水率35%。塩1%。粉かん水1%。オーション100%。切刃3.5mm。ダイヤル厚み4。で麺を作りました。打粉をしてしっかりと手揉みした麺です。Youtubeを見る限り金子でも似たような作り方をしていますね。

麺なんて作れねーよ!という方は無理はせずに近い麺を買いましょう。ちなみにこれ美味しいみたいです。ちょっと高いですけど…

豚の準備

豚バラ肉をロール状に巻いたものをお湯で2時間半弱火でボイルします。柔らかほろほろ系のチャーシューを目指します。

今回は豚バラ肉500gをお湯でボイル。

煮込んだ豚を醤油ダレにつけこむ。

表面をバーナーで炙るとさらに美味しそう!

たまんねー

カットしたらスタンバイOK

背脂の準備

二郎系にかかせない背脂。こちらは事前に準備しておきましょう。二郎系なので少し硬めがオススメです。

セットアップ(1人前)

準備が整いました。1人前のセットアップはこちら。

・麺 300g
・スープ 400cc

【味付けタレ】
・濃口醤油 30cc
・うすくち醤油 30cc
・みりん 20cc
・味の素 小さじ1
・背脂 30cc

【トッピング】
・もやし (1袋〜お好きな量)
・刻みネギ 適量
・刻みニンニク 適量
・背脂(お好きな量)

※もやしや背脂を増やす場合味が薄くなりますので
 チャーシューのつけタレを上から少しずつかけると良い。

ラーメンに仕上げる

スープに味付けタレの材料を全て入れて、火にかけます。中火。沸騰したら弱火に落とします。

麺の茹で時間は6分。残り1分をきったらもやしも投入します。

茹で上がった麺を丼にあげて

上から熱々のスープを注ぎます。

さらに熱々のもやしをドーン。ネギを散らしたら。

チャーシュー。背脂。ニンニクの仕上げトッピングをして完成!

できたやでー

実食

いただきます!スープは醤油色の綺麗な雰囲気。味は魚の味がふんだんに味わえるうんめースープです!脂も多いはずですが、豚骨スープに比べてすっきりと飲みやすい。

天地返しだ!おりゃー。わしわしの麺が魚介と豚の背脂の旨味を吸収し、メチャクチャ旨い。味付けを濃いめにしておいて正解でした。もっと濃くてもいいくらいなので、お好みでチャーシューのタレを追加してもよさそうです。

うおおお!
うんめぇー

鮮魚のスープと、ニンニク背脂ってこんなに合うんだ!これは革命だ!ちょっとした組み合わせの違いで新しいラーメンてできるんですね!感動!ラーメンって面白い!

機会があれば、ぜひ山形の本物の金子のラーメンを食べてみたいと思いました。
ではまた!

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